40代での大きな髪の変化

40代に入り、今までにない変化が色々とおこります。


ボリュームダウンだったり、白髪の出現だったり、ツヤの低下だったり、ハネ・ウネリだったり、切れ毛・抜け毛だったり…


更にホルモンバランスの乱れや、更年期、子や親への悩みが見えないところで身体や心に影響をおよぼします。


様々な変化の波について、ケースの多いものよりお話していきます。


48歳!?

40代での髪の変化は、一生においてもっとも大きいものと考えられます。


40代以上の方々の変化を10年以上診てきたうえで、よりピンポイントでココ!!と変化の切り替わりを言うと【48歳から】です。


私の美容室におみえになっている方自身にうかがっても、おおよそ【48歳から】を皆さん示します。


その48歳からを皆さんの意見を交え、もう少し具体的範囲で言うと、48歳~55歳です。


日本人女性の平均寿命が約87歳。


87年間のうちで、たったの7年間(48歳~55歳)が一生において最も大きい変化なのです。


生まれてから48歳以下までは、大きな成長と小さな変化の繰り返しと見て取れます。


0~9歳
プラスのことしかありません

10~19歳
ホルモンの成長によりクセが出たり、髪が硬く太くなったり、潤いもピークに

20~40歳
潤いが少しづつ低下し、積み重ねた生活習慣や妊娠出産での変化が出やすい

40~48歳
大半の方が白髪の出現を確認し、パサツキやウネリが出だす


では、48歳からは?


48~55歳
すべての悩みがピークになる

55歳~
穏やかな変化


診ていると55歳から先の変化は穏やかで、髪よりも身体に変化が出てくるようです。


肩が痛い、首が痛い、背中が痛い、膝が痛いなどの身体の不調です。


また、顔のシワ、フェイスラインの乱れ、体形といった変化も同時におこります。


白髪の出現

40代に入ると遺伝や食生活の影響もあり、白髪が出るようになります。


私の美容室におみえになっている40歳~49歳までの方の64%が白髪染めをされています。


つまり40歳以上の2人に1人が白髪染めをしているといえます。


日本人女性の平均年齢46.7歳からしても、白髪染め世代が増えていることが顕著です。


白髪の出現によってヘアカラーの頻度は上昇し、薬剤によるダメージは若い世代と比べ大きいものとなります。(繰り返し染める頻度が高いため)


負担の少ない施術、正しいヘアケアをおこなっていればダメージは最小限ですみます。


しかし、過剰な施術、無理が多いホームカラー(市販品)によりでは髪のマイナスの変化は加速します。


ダメージ変化で一番多い事柄として、ホームカラー(市販品)での度重なる全体染めがあげられます。


ボブスタイル以上の長さの方では、髪の中間~毛先に幾度となく薬剤(ヘアカラー)がつくことで、無理な変化が加わりダメージが大となります。


白髪は隠せても、あなたの本来の髪とは程遠い状態となってしまいます。


ホームカラー(市販品)では、新しく生えてきた部分「新生部(しんせいぶ)」と既に染まっている「既染部(きせんぶ)」の塗分けをなるべく心がけ、負担をかけないことです。


美容室のヘアカラーでも無理のない施術が大切です。




手を抜いてしまうこと

40代に入ると取り組むべき事は多くなります。


少しぽっちゃりしてきた体を正すためにジムに行ったり

シミ・シワが出てきた肌に適したメイクやスキンケアを施したり

ツヤが低下してきた髪に潤いを与えるケアを続けたり

健康に気づかい食事を見直し、栄養バランスを考えたり

気がかりな身体の不調の改善のためにサプリを飲んだり



と、あげればきりがないほど色々と課題に心当たりがあるかと思います。


当然すべてをカバーしきって100%とはいきませんし、もともとそんなに上手くはいきません。


あなたが今選んでいるいくつかの取り組みを、キチンと正しくストレスなく続けていくことが大切です。


そして、細かすぎるストイックな取り組みや「ズボラな方もこれ一本!」的な取り組みはかえってストレスになって続かなかったり、結果が出にくいアイテムチョイスをしているケースが多いものです。


欲張らず、1つ1つクリアして次のステップへ向かうことです。




40代からのヘアスタイルの傾向

40代からのヘアスタイルの傾向として次の4つが挙げられます。

➀自分らしさがあるヘアスタイル
➁マイナス10歳!でもやりすぎないヘアスタイル
➂「今」の不具合を改善できるヘアスタイル
➃お家でも形にしやすいヘアスタイル




➀~➃をもとにもう少し詳しくお話していきます。




乾燥

40代に入り、まず出てくる不具合として【乾燥】があげられます。


乾燥では『ツヤの低下』『パサツキ』『引っ掛かり』『ゴワツキ』『広がり』『ウネリ』『切れ毛』『まとまらない』など、マイナス点たっぷりです。





乾燥の加速を感じ、まず大半の方が取り入れる代表的なアイテムが【流さないトリートメント(アウトバストリートメント)】です。


美容室でもすすめられることが最も多いのが流さないトリートメント(アウトバストリートメント)でもあり、市販品も数多くのラインナップがあります。


オイルと一言で言っても…


【花系】:「ツバキオイル」「ホホバオイル」「ローズヒップオイル」


【樹木系】:「バオバフオイル」


【果実系】:「あんずオイル」「ココナッツオイル」「アルガンオイル」「オリーブオイル」


【ナッツ系】:「シアオイル」「アーモンドオイル」


【魚類系】:「オレンジラフィーオイル」



と大きなくくりでこれだけあります。


11種類から更に分岐するのでまぁ!数の多いこと…


一番身近で効果を実感しやすく手軽な流さないトリートメント(アウトバストリートメント)ですが、その数が多く選ぶのが大変なのが大きな問題です。


そして、あなたの髪と【流さないトリートメント(アウトバストリートメント)】がマッチしないと、効果がなかなか出なかったり、効果を感じなかったりします。


ネット社会の今、【人気・口コミ】での判断で調べることは知識としてはアリですが、あなたの体系としてはナシです。


口コミで「私は髪がパサパサで…」と書いてあったとしても、パサつきは種類や度合い、1人1人の髪質で症状は違います。


あなたが知ったことを、ストレートに担当の美容師さんに聴いてみることで、ブレを修正し、適したアイテムをおすすめしてくれます。


無論、美容師側も技量・知識知恵・経験、そして「あなたをよく診てくれる」方であることが前提です。


あなたにマッチした【流さないトリートメント(アウトバストリートメント)】を使うことで、【➀の自分らしさのあるヘアスタイル】のサポートができます。




ボリューム

40代に入り、白髪とともに気になりだすことに【髪のボリュームダウン】があります。


髪のボリュームダウンはトップが中心となります。


ボリュームダウンは髪のハリ・コシの低下、毛量の低下、髪がやせて細くなることでおこります。


また別の見方では、年齢とともに頭のトップからフェイスラインの皮膚が下がり、たるむことでボリュームダウンはおこります。


頭の皮膚は顔と一枚の皮としてつながっています。


頭のトップの皮膚が下がることで、毛穴と毛穴の間隔は広がり、髪と髪のスキマが大きくなります。


皮膚がたるみ髪と髪のスキマが大きくなることで、トップ周辺の毛量は少なく見えてしまいます。


そして、皮膚は下へ下へさがることで耳周り、モミアゲ周辺、襟足周辺にたるんだ皮膚が集まります。


耳周り、モミアゲ周辺、襟足周辺に髪のボリュームが集中することで、より一層トップのボリュームはひんそうに映ります。





また、皮膚が下へ下へさがるのでつむじの位置も当然下がります。


つむじは毛流を大きくつくるため、つむじ周辺の毛と毛の間は大きく開き地肌の露出を強調します。


つむじが頭頂部にある場合はそれほど割れを感じませんが、つむじが次第に後頭部に下がってくると、パックリと割れた印象を強く作ります。





【ボリュームダウンでは6つの要素があります。】

髪のハリ・コシの低下
毛量の低下
髪がやせて細くなる
年々トップ周辺の皮膚がさがり髪と髪のスキマが開く
年々皮膚が下へさがることでボリューム位置が下へくる
つむじが割れ薄く見える




この6つの要素でボリュームダウンはおこります。


【ボリュームダウンの回避としては】

➀ヘアスタイルの長さの見直し
➁ヘアスタイルの仕上げの見直し
➂スタイリングアイテムの使用
➃パーマの有無




この4つが重要です。

ヘアスタイルの長さの見直し

ボリュームダウンで一番解決に近づきやすいこととして、ヘアスタイルの「長さ」があげられます。

悪い例:トップが割れやすいのに長さが長くより割れる

悪い例:全体にボリュームがなくなってきたのに今でもミディアム・ロング




などなどマイナスをよりマイナスにします。


ボリューム改善でのヘアスタイルの長さは生命線です。


どこをカットして浮きを作るか?どこのいらないボリュームをなくしてトップを盛り上げるか?


というよに長さは不必要ならカットする!!ことでボリューム位置を改善できます。




ヘアスタイルの仕上げ方の見直し

ボリュームダウンの落とし穴として、ヘアスタイルの仕上げ方があげられます。

悪い例:長さのバランスは良いヘアスタイルだが仕上げをサボってしまう

悪い例:長さのバランスはボリュームダウンがカバーできているヘアスタイルだが、仕上げ方が合っていない




などなど、もう一歩がたりないパターンです。


あなたのヘアスタイルの仕上げのおともはドライヤーです。


ヘアスタイルのカットラインでボリュームダウンをカバーして、仕上げのドライヤーでもう一押しするイメージです。


できたヘアスタイルをどうやってドライヤーで乾かすと、よりボリューム改善ができるか?(風の当て方)が大切です。


ドライヤーの風の当て方でどうボリュームを出すのか?どうフォルムをキレイに見せるか?


ヘアスタイルと仕上げはセットです。

スタイリングアイテムの使用

ボリュームダウンの改善にスタイリングアイテムがあげられます。

悪い例:面倒で何もつけない

悪い例:何かついている感じが嫌だ




などなど、これで「画像の子のように!」はなかなか近づけれません。


カットラインと仕上げできまったヘアスタイルにもう一つ【スタイリングアイテム】でプラスです。


スタイリングアイテムの目的は、主に【スタイルキープ】【ツヤ・まとまりの向上】【動きや流れの強化】です。


スタイリングアイテム次第でヘアスタイルは1日キレイに続き、1味も2味もヘアスタイルは魅力を増します。



パーマの有無

ボリュームダウンの解消にパーマがあげられます。

悪い例:昔のトラウマでパーマはしない

悪い例:上手く仕上げられないと決めつけてしない




などなど、少しパーマのイメージが悪いようで…


これからのパーマは、グリグリではなくあくまで目標のヘアスタイルを作るうえで、必要なポイントや要素を足すことです。


パーマによるスタイルアシストでは、【動きが足りないところに】【厚みや浮きを作るために】【つむじの割れをカバー】といったサポートです。


カットライン・パーマ・仕上げ方・スタイリングアイテム、このバランスでボリュームダウンは改善により近づきます。


ボリュームダウンを改善することで、【➁マイナス10歳!でもやりすぎないヘアスタイル】のサポートができます。

今までの好みから不具合解消へ

40代に入ると、今まで好みでしていたヘアスタイルも再現しにくくなっていきます。


理由として、髪が細くなること、ウネリやハネが出やすくなること、そして乾燥の3つが大きい要素です。


「髪が細くなること」「ウネリ・ハネが出やすくなること」「乾燥」が進むことにより、長さ・形・色といったバランスは取りにくくなります。


不具合が出ることで、皆さん自然と「好み」から「不具合解消」に注目していくこととなります。

例えば…
「右側がハネル」
「部分的にウネリが出る」
「パサツキが出やすい」
「トップのボリュームが無い」
「分け目が薄く見える」



といった不具合が気になります。


ヘアスタイル全体から部分部分の修正に入り、好みの枠を超えて新しいあなたのステージに入ります。




不具合改善は若い時に比べ、時間がかかります。


不具合を生む原因を探し、日々見直し、正しい対処法を継続していくことが最重要です。


変化を楽しみ、新しい好みを開拓していくことが、【➂「今の」不具合を改善するヘアスタイル】となっていきます。




シンプルな仕上げについて

40代からは、派手でゴージャスな仕上げはあまり好まれることがなく、簡単、でもキチンと感が重視されるようになっていきます。


40代からは家庭に仕事、プライベートに興味の幅が広がり考える事も多く忙しくなります。


料理と一緒で、ヘアスタイルの仕上げも時短と効果、結果が求められます。


ヘアスタイルを仕上げる中で、その日の手数をなるべく少なくし、代わりに日々のヘアケアの充実をはかることがポイントです。

例えば

「潤いがたりないからちゃんと補う」
「イマイチ品は見直す」
「〇〇だからとサボる理由を作らず、日々取り組む」
「明日のために、今日の夜ヘアスタイルの土台を仕込む」
「朝はバタバタせずに、余裕を持って起床」




こうすることで、その日の手数は格段に減り、キチンと仕上げができるものです。


時間と心に余裕を持ち言い訳をしないことが、シンプルに通じ、【➃お家でも形にしやすいヘアスタイル】の基礎といえます。



40代からは補うがテーマ

40代からの大きな問題は全ての低下です。


肌・髪・身体・心全て、良さが少しずつ落ちていきます。


1つずつ補っていくことがスタートです。

潤いを与えるアイテム

40代からはヘアアイテムで髪に潤いを与えることがメインテーマといえます。


潤いを与えるアイテムは、オイル・クリーム・乳液・ゲル・ジェル・ミスト・スプレーと多岐にわたります。

流さないトリートメント(アウトバストリートメント)

身近なアイテムの代表としてはやはり「流さないトリートメント(アウトバストリートメント)」です。


アウトバストリートメントといわれ、お風呂上りの髪に使い、髪のしなやかさや指通り、ツヤを補い潤いを与えるアイテムです。


なかでもオイルタイプは特に人気が高く、お風呂上がりの髪をタオルドライ後、オイルをよく馴染ませドライヤーで乾かすだけ!とお手軽です。


数百円~3000円程度のものが多いです。

ヘアパック・ヘアマスク

保湿力が高いアイテムとして、「ヘアパック」「ヘアマスク」があります。


トリートメントに分類されるのですが、トリートメントの中でも最高位に位置し、保湿+コーティングに優れています。


1000円~5000円程度のものが多いです。

潤いを与えるには三刀流が好ましい

「潤いを与える」というテーマでは、毎日流さないトリートメントを使い、必要に応じてヘアパック・ヘアマスクを使います。


そして、日々使うシャンプーをより大切にしていくことで、40代の髪の悩みの多くを解消できます。



補う奪う

髪に対しておこなう行為や、自然におこる現象は、全て「足し算、引き算」です。


足し算は「補う」ことが多く、引き算は「奪う」ことが多いといえます。


一例としてあげておきます。

足し算

コンディショナーで保湿する
トリートメンントで補修する
ヘアパック・ヘアマスクで質感を高める
流さないトリートメントで潤いを保つ
ヘアワックスでボリュームを出す
ヘアクリームでツヤを与える
へスプレーでスタイルをキープする




などなど。

引き算

洗浄力の強いシャンプーで皮脂を取る
ドライヤー等で熱源を過度に加える
ブローで髪を引っ張る
同じ位置でたびたび縛る
UVケアを怠る
プールをよく利用する
過剰な施術




などなど。


ほんの一例ですが、足し算と引き算に分かれ、別の側面で見れば両方に当てはまるものもあります。


「今」おこなっている行為や自然の自然におこる現象を考えて足し算引き算どちらか?


そう考えてみると、シンプルに対応できます。

あなたのヘアケア

ヘアケアでは「ヨカレ」と思ってやっていることが実はNGだったりします。


また、必要と思っているアイテムが不要だったりと、少々落とし穴があります。

実はNG・不要

話題品 ⇒ 
あなたに合っていなければ不要

「髪以外のアイテム」の髪への代用 ⇒ 
基本的な用途がちがえばNG

成分に過剰にこだわり、必要なものまで無いものを使用 ⇒ 
コンデション・仕上がりに影響があり不要

1日に数回洗う ⇒ 
必要な皮脂まで取りバリア機能までそこないNG

使用上の注意を無視する ⇒ 
基本的な効果を与えられないほか、かえってキケンな行為にもなりかねないのでNG

家族みんな同じアイテムを使う ⇒ 
あなたのアイテムと家族のアイテムは分けて考える。性別・髪質がちがえば効果が発揮できずNG



あきらめちゃダメ!!

40代以上の方によぉ~くお聴きすることに『もう年だし…』というフレーズがあります。


はたして本当にそうでしょうか?


現在は、30年前と比べると物も情報もとぉ~っても豊富です。


物はアイテム数が増え、ネットショッピングで2日後には手元に届きます。


情報はタイムリーにかつ専門的な高度なことも一般人が手に入れることができるようになりました。


40代以上の女性は、活発な時代にますます脳(思考)が若々しくなり、当然【見た目年齢】も若くなります。


『もう年だし…』はただの合言葉で、40代以上のあなたの女性らしさはこれから先も、もっともっと磨かれます。

結果が出ない…

40代以上の方のヘアケアでは、結果にこだわりたいところです。


しかし、「あまり効果を感じない」という声が多くあるのも事実です。


大きな原因は?
【あなたの髪と合っていないアイテムを使っている】
【あなた1人だけの判断でアイテムを決定している】
【アイテムの使い方の細部を見落としている】
【定期的なアイテムの入れ替えを怠っている】
【過剰なコストカッター】


の5つが大きな原因です。


順にお話していきます。

【あなたの髪と合っていないアイテムを使っている】

結果が出ない一番の原因ですが、そもそもあなたにアイテムが合っていない!!


情報が良くも悪くも多く、振り回されえるパターンです。


この場合、コンセプトを決めることで「合っていない」の回避ができます。


例えば、コンセプト:「パサツキを改善したい」「今のヘアスタイルをより活かしたい」「クセ・ウネリを落ち着かせたい」「ボリュームを出したい」



というように、的をしぼります。

【あなた1人だけの判断でアイテムを決定している】

えっ!?と思われる方も多いでしょうが、意外と自分自身のことは分かりづらいものです。


髪が少ないと思っていて…実は多い、髪が柔らかいと思っていて…実は硬かったり、などなど簡単にではありますが意外と多いものです。


この場合、担当してみえる美容師さんに今更でも聴いてみるのが一番の近道です。


二人三脚でアイテム選びをしてみると良いです。



【アイテムの使い方の細部を見落としている】

これまた多いことですが、『使い方を聞いてけど…』というパターンです。


美容師側もよくないことですが、使い方の説明を端折り、『このトリートメントを馴染ませて、ドライしてください。』


じゃあ、どう馴染ませて、どうドライすると良いか?…ココです。


この場合、美容師さんがアイテムを使っている様子、コツやポイントを詳しく聴いてみるべきです。


意外とお互いに見落としている部分があるものです。


キチンと使い方をマスターすることが大切です。

【定期的なアイテムの入れ替えを怠っている】

これは私的な見解ですが、40代以上の女性は約3年で髪の質やクセ、潤いや仕上がりが変化しているように映ります。


この場合、かつてのお気に入りアイテムは効果が出ずらくなり、コンデションも変わってきます。



お使いのアイテムの中から、1つずつ入れ替えをして、「今」に対応していくことが一番です。




【過剰なコストカッター】

コストパフォーマンスは大切ですが、必要なアイテムを使わないことは、あなたの美しさをどんどん奪います。


この場合、何が足りていないか聴いて・見て・知って取り入れることからスタートです。


基本的には40代以上では削っていくことよりも、足していくことが多いものです。


補っていく考えを、まず持ちましょう。





結果はいくつものプロセスをクリアしてはじめて実を結びます。


コツコツおこなう方がかえって結果もついてくるものです。

40代からのおすすめヘアスタイル公開

40代Sさんの例

40代に入りまず最初に出る髪の不具合として、乾燥によるパサツキとウネリとハネがあります。


Sさんの場合、ヘアカラーの退色により髪色のトーンは毛先に向け明るくなりすぎ、パサツキ感を出しています。


同時にダメージ量の多い毛先は乾燥により水分バランスが乱れ部分部分にウネリとハネが混在します。





スタイルでいえば、ボリューム(特に後頭部)が下へ下へさがり、襟足中心に重さがたまり、髪の長さが伸びることで【つむじ周辺】は割れ目が目立ちます。


ということで、ポイントを2つにしぼります。

➀ツヤを出しやすい赤味を加えたブラウンベースのヘアカラーにし、パサツキ感を消す
➁柔らかさ、丸みを出す部分と襟足のシャープにすることで頭の形・首筋をキレイに見せる







少し赤味を帯びたヘアカラーにより、すっかりパサツキ感は消え、メリハリを強めることでシルエットはより美しく魅せれます。

50代Tさんの例

50代に入ると、トップ中心のボリュームダウンによりヘアスタイルは【ペタンコ】な印象に見えるようになります。


Tさんの場合、元々の直毛よりの髪質により全体にペタッと張り付いた印象になり、ボリュームがつきづらいので少々ものたりないイメージです。


同時に直毛がゆえに【柔らかさ】がなかなか出ずらいのがお悩みです。





ヘアスタイル全体で行くと、まとまっている…しかし華やかさにかけます。


ということでポイントを2つにしぼります。

➀耳を中心に下へボリュームと動きを出し、柔らかい雰囲気をつくる
➁仕上げに「ハードムース」を使い立体的にし、ペタンコ感を消す







耳からアゴのラインにボリュームと動きを出すことにより、柔らかく、華やかな印象を作ります。

60代Yさんの例

60代では、特に髪が細くなることが露骨になり、パサツキ+切れ毛が出やすくなり厚みが出にくいヘアスタイルとなります。


Yさんの場合、髪は60代では多いほうですがやはり年々細くなり、特有の乾燥からくるパサツキと切れ毛により、扱いにくくなりウネリも出ます。


同時にツヤの出にくい状態がよりおさまりの悪そうな感じを演出します。





スタイル全体ではこじんまりなイメージに…


ということでポイントを2つにしぼります。

➀ボリューム感とまとまりのある動きをパーマで作る
➁ツヤが出やすいヘアアイテムで、5分以内に仕上げるスタイルに







つむじを中心に強いカールを、下に向け少しずつ弱くなるカールを作ることで、メリハリをつけ、ツヤ系ヘアアイテムで手早く仕上がります。

70代Aさんの例

70代に入ると、フェイスラインや首が短くなることで、頭・首・肩全体にかけて丸く丸く見えシャープさにかけます。


Aさんの場合、ステキなグレーヘア+多毛で華やかさは大いにありますが、ボリューム位置が下がり、シルエットのメリハリが乱れやすくなっています。


同時に、70代以上では皆さん首が短くなっていくことで、襟足周辺の厚みやボリュームが際立ち、より首が短く見えスマートでなくなります。




ヘアスタイル全体ではメリハリがなく、ラインはぼやけます。


ということでポイントを2つにしぼります。

➀メリハリをあえてオーバーに作り、立体感を強く出す
➁サイド下・襟足周辺は短くタイトにし、首を長く見せラインをハッキリ出す







オーバーに作るメリハリも、60代・70代の世代+グレーヘアにより、自然と馴染み上品さをプラスします。

40代からのヘアスタイルでの必須ポイント

40代からは、髪の悩みがより小さい部分になっていきます。


小さい部分を少しずつコツコツ修正していくことが全体を美しく魅せます。

ボリュームコントロール

40代以上からで、「あなた」と「あの人」で大差がつきやすいのがボリュームです。


このボリュームをどうコントロールするかが見た目年齢を大きく左右します。

ボリュームが出にくいなら

●ヘアスタイル全体を見直し、トップにボリュームが出しやすいように短めにしてスタイリングをキチンとおこなう

●パーマも視野に入れ、ヘアスタイルのアシストをおこなう

●分け目の変更や仕上げ方に一工夫し、今のヘアスタイルでの細部をもう一度考えてみる


ボリュームが出すぎるなら

●多毛であれば、ボリュームを落ち着かせる長さ(ライン)を考える

●なぜボリュームが出すぎるのか(広がり)?原因を見つめなおし、ボリュームを落ち着かせるヘアアイテムをしっかり選び正しく使う

●あえて、ボリュームが活かせるヘアスタイルに変えてしまう



といった、コントロール法を考えおこなうことが大切です。

キレイ度アップ

40代以上からは、様々な低下が顕著に出てきます。


ヘアスタイル自体も大切ですが、プラスしてどうやったらよりキレイに見せれるか?が重要になります。

キレイ度をアップするために

ツヤの強化

ツヤは潤いの低下とより出にくくなります。


【流さないトリートメント】を毎日必ず使い潤いを足します。


間に合わないようなら、【ヘアパック・ヘアマスク】を週に1~2度程度おこないます。


ツヤだけを足す【ヘアスプレー】も仕上げに使用してみる。

見せ方の工夫

せっかくのヘアスタイルをよりキレイに見せるバランスや一手間を加えていきます。


クセ毛であれば、髪の表面(トップ中心)だけを【クルクルドライヤー】でブローし、面を整えることでツヤ感たり、


ボブであれば【片耳かけ】してフェイスラインから首筋をキレイに見せたり、


同じヘアスタイルでも、【分け目や仕上げ】を変えれば、一味ちがう感じに見えたり、


といった、一手間をコツコツ続け、キチンと形にすることが大切です。

自然体であれ

40代以上になると、突然「若々しくいなきゃっ!」が先行していくものです。


ですが、やりすぎた若々しさはかえってマイナスとなり、「痛々しい印象」になったり、「無理が多い」感じになったり、「不自然な仕上がり」となってしまいます。

例えば…
ヘアアイロンで毎日ストレートヘアを無理にしてしまう…
若い子のように巻き髪をグリグリにつくってしまう…
カーラーで不自然なほどボリューミーにしてしまう…
ギトギトになるほどオイルアイテムを使ってしまう…
やたらと明るいヘアカラーにする…



これらが典型といえます。


【若々しさ】だけでは無理が多いのです。


40オーバー、【大人らしさ】や【知的】といったテーマを踏まえた【若々しさ】があっても良いのです。


●朝起きて、できている寝ぐせは活かせそうならいかす
●手入れに10分以上使わない
●左右対称やキチキチしすぎた仕上げはせずにラフに作る
●ピアスやイヤリング、ヘアアクセサリーを面倒臭がらず自然に身に着ける



この自然体思考が大切です。


よくばらないこともテーマに入れましょう。

トータルバランス

40代以上のファッションもヘアも含めバランスを取ることも大事なことです。


40代以上では、年々体型も変わり、どうしてもその体型をカバーするワンサイズ上のトップスやゆったりめのファッションが多くなります。


当然インパクトの大きい服のほうへ目はいき、ボリュームのある服装はヘアスタイルを貧相に見せます。


ヘアスタイルは、普段身に着ける服やアイテムとの相性やイメージが大切です。


【仕事のついでに仕事着で美容室】へ行ってしまえば、トータルなバランスは作れず、取ってつけたようなヘアスタイルになりがちです。


あなたの好みの傾向やファッション像、ライフスタイル、社会的立場をトータル的に考えていくことが本当のバランスです。



40代からのヘアスタイルまとめ

これまでの記事のまとめにはいります。


もう一度ゆっくり思い出していただければ何よりです。

おさらいポイント

➀4つの枠でヘアスタイルを組む

●自分らしさのあるヘアスタイル
●-10歳!でもやりすぎないヘアスタイル
●「今」の不具合を改善できるヘアスタイル
●お家でも形にしやすいヘアスタイル





➁ターニングポイントは48歳~55歳

40歳を通り越した方々を診ていて、またお聴きした【人生で一番変化を感じた時】は?48歳~55歳。

この大きな波の7年間と上手く付き合う。




➂ヘアスタイルの細部をみつめ、原因と対処を考える

40代にをさかいに様々な変化が起こります。

今までと同じヘアスタイルにしても、どこかしっくりこない。上手く決まりにくい…

こんな時、どこのどんな変化が起こり、今のあなたに「何が」起こっているか?を観察していき処方箋を考えます。




➃乾燥は全ての悪い元凶と心得、ヘアケアの充実をはかる

髪の乾燥は、ウネリ・広がり・パサツキを生み、ダメージを受けやすくし、枝毛・切れ毛を多発させます。

潤いを保つことから始め、必要なヘアケアアイテムを積極的に取り入れていく。




➄ヘアケアアイテム選びは美容師さん一緒に考える意識を

人気・口コミ・レビューに振り回されすぎず、あなた自身をよく診てくれる担当の美容師さんからのアドバイスをしっかり聴いて、「今」のあなたに合ったアイテムを選ぶ。




➅必要・不要を考え3年でヘアアイテムや取り組みを入れ替えていく

善かれアイテムもあなたが変化していくことで、自然と合わなくなっていきます。

3年をめどに、【よく解らない】【イマイチ】【結果につながらない】【とりあえず品】はスパッと切って新しい方向を探す。




➆コストカットしすぎたり、はしょってヘアを考えない

年齢とともに、使うアイテムの数、価格は自然と多く高くなっていきます。

足りない事柄を補うので当然の結果です。

補っていく中で、「面倒で…」とか「安く安く」は厳禁です。
コストカットしすぎは、あなたへの投資の質を大きく下げます。


補うことは、あなあたへのご褒美と考えてください。




➇あきらめず結果を出すまで、欲張らず1つ1つクリアして次へ

結果が出るまでは個人差があります。

状況にもよりますが、望みの結果が出るまで【早い方で2週間】、【遅い方で1年半】と大差です。

「今はコレ」と的をしぼりコツコツヘアケアを行い、結果が出て「次はコレ」と1つ1つクリアしてから次へ向かいましょう。

欲張ってはいけません。




➈トータルバランスを考えてみる

あなたの変化は髪だけでなく身体もです。

20年前と今では服装は変わって、体型をカバーしているハズです。

「今」のあなたのヘアとファッションのバランスや考え方の傾向、ライフスタイル、社会的立場を上手くおりこみ、トータルアシストを心がけます。

さいごに

吉尾 周城吉尾 周城

さいごまで視ていただきありがとうございます。


あなたの考え方は少し変わってきたのではないでしょうか?


このブログに記してきたことは、日々お聴きすること・診ていて発見することの両方からの見解をもとにしています。


同世代のお悩みはとてもよく似ています。


あなたにできることは、問題を受け入れ「前向きに取り組む」か「意地をはって逃げる」かの二択です。


あなたと髪のお付き合いは一生続きます。


これからも数十年続く髪とのお付き合い。


ご苦労様!!感謝してます!!くらいに思ってあげられると、髪への想いも不思議と変わります。



あなたのかけがえのない個性であるヘアスタイル。


あなたはまだまだ輝くのです。


マイナスなことばかり考え、マイナスなところばかり見て、マイナスな発言ばかりして、マイナスな思考は「今」この瞬間やめましょう。


遠い祖先より受け継いだバトンの中にある「髪質」。


感謝して楽しみましょう。